物流ニュース 5月2010年

26/05/10 アジア・太平洋地域の航空貨物需要は引き続き回復傾向
26/05/10 シドニー/インチョン間に貨物機運航の許可を取得−カンタス航空
26/05/10 冷蔵倉庫の火災で29トンのクルマエビが焼失−南オーストラリア州
26/05/10 オーストラリアに狂犬病の脅威が徐々に迫る
19/05/10 貨物運賃カルテル容疑で日本航空とNZ航空を提訴−豪消費委
19/05/10 シドニー/インチョン間に貨物機の運航を計画−カンタス航空
19/05/10 豪州のロジスティック企業の買収を計画−トール・ホールディングス
19/05/10 経営不振のトラック業者が事業を清算 − 南オーストラリア州
19/05/10 シドニー南西部に貨物ターミナルを建設 − 連邦政府来年度予算
12/05/10 6ヶ月間連続でコンテナ取扱量の記録を更新−シドニー・ボタニー港
12/05/10 アジア経済の回復で2030年には豪州からのコンテナ輸出が3倍以上に
12/05/10 保税倉庫で商品が盗まれるとその関税は倉庫業者に支払い義務
12/05/10 2月の豪州の国際線の貨物量が前年同月と比べて11.6%増加
05/05/10 洪水で被害を受けた鉄道網の完全復旧は7月−クイーンズランド州
05/05/10 トラック業者への作業遅れの荷役業者に罰金制を導入−NSW港湾相
05/05/10 オーストラリア・ポストとの貨物合弁事業を見直す?−カンタス航空

                                                              

05月26日2010年 アジア・太平洋地域の航空貨物需要は引き続き回復傾向
  世界的な経済環境が改善し、4月のアジア・太平洋地域の航空貨物が32%増えて、この数ヶ月間航空貨物業界の前向きな傾向が続いている。 
  アジアと太平洋地域の航空会社23社が加盟しているアジア太平洋航空連盟(AAPA: Association of Asia Pacific Airlines)によると、「4月の国際貨物の需要が貨物トンキロで、前年同月の39億トンキロから52億トンキロに増加した。 そして、1月から4月までの航空貨物の需要が、前年同期より34.1%増えている。 4月の平均のロードファクターは71.9%で、前年同月より10.3%増加した」としている。 
  AAPAのアンドリュウ・ハードマン理事は、「最近の航空貨物の結果は、世界的な経済の回復が特にアジアで進んでいることを物語っている。 航空貨物の需要は景気後退の前のレベルまで戻ってきている。 今後数ヶ月の見通しは、原油価格や通貨の不安定などの懸念材料はあるが、アジアの景気浮揚に支えられて、前向きである」と語った。 (Source: AAPA, 21/05/10 "Asia Pacific Airlines Traffic Results . April 2010")
05月26日2010年 シドニー/インチョン間に貨物機運航の許可を取得−カンタス航空

  予想通り、カンタス航空が申請している韓国線の貨物輸送枠に対して、他の国内や海外の航空会社からの申請は出てこなかった。 
  これによって、国際航空委員会(IASC:International Air Services Commission)は今後10年間、韓国線において無制限の貨物輸送枠と運航枠をカンタス航空に渡すことになった。 
  カンタス航空はアトラス・エアの貨物機B744Fをウエット・リースして、シドニー/インチョン/アンカレッジ/シカゴ間を週一便で運航することを望んでいる。 (Source: Airacargo Asia Pacific, 20/05/10 "Qantas allocated Korea route cargo rights")

05月26日2010年 冷蔵倉庫の火災で29トンのクルマエビが焼失−南オーストラリア州
  南オーストラリア州Port LincolnにあるAustar Seafood社は、アデレードで発生した冷蔵倉庫での火災による損失額を計算している。 
  同社のジャーン・ジャミソン社長は、「Rand Refrigerated Logistics社が運営している冷蔵倉庫で、29トンのクルマエビ、金額にして約44万豪ドルの被害が出た。 それらのクルマエビはシドニーに出荷する予定で、今回の事でシドニーにあるレストラン4店が、今後1週間クルマエビなしで営業することになり、我々にとっても短期的に問題となる。 来週までにはそれらのレストランに納入を再開したい」と話した。 
  アデレードのWingfieldにあるこの冷蔵倉庫は、5月14日の深夜に火災が発生し、保管していた総額約1,000万豪ドルの冷凍食品が焼失した。 この冷蔵倉庫の建物は火災による被害が大きく、後日すべて取り壊されることになる。 (Source: The Port Lincoln Times, 19/05/10 "29 tonnes of prawns go up in smoke")
05月26日2010年 オーストラリアに狂犬病の脅威が徐々に迫る
  この100年間インドネシアから徐々に迫ってきたが、ついに狂犬病がオーストラリアの裏口までやってきた。 
  1997年、狂犬病はオーストラリア本島から300キロ離れたインドネシアのフローレス島まで進行し、年間5-10人の狂犬病による死者が出ている西パプア諸島と汚染地域がつながった。 フローレス島からインドネシアのティモールや西パプア諸島までは、漁船などの船を使って東に向かえばすぐに行ける。 2年前、狂犬病は西に進んでバリ島に到着し、そこではすでに40人が死亡している。 
  ニューサウスウェールズ州政府の元主任獣医で、現在インドネシアで獣医プロジェクトに参加しているオーストラリア国際農業研究センター(ACIAR)のヘレン・スコット・オーア氏は、「もし、狂犬病がパプアに入れば、時間がかかるかもしれないがオーストラリアのトレス海峡まで進行するのに、何も妨げるものはない。 そして、先住民が住むオーストラリア北部に到着する。 世界各地でも狂犬病を根絶することは困難であるが、オーストラリアは多くの野生の犬や豚がおり、そして地理的な関係から根絶することは通常の2倍難しい。 狂犬病は温血動物.に感染し、ほどんどのケースが噛まれて感染する。 フローレス島には60万頭の犬がいるが、狂犬病が急激に発生する前、当地のイスラム当局は狂犬病が発生した地域にいる犬を完全に処分することが出来ず、現在狂犬病の犬に噛まれるケースが年間約1,000件にもなる。 バリ島でも犬に噛まれるケースが年間2万件あり、その90%が狂犬病に対処する治療を受けている。 バリ島は2012年までに狂犬病を根絶するために対策の強化を行なっている。 オーストラリアへのメッセージとしては、狂犬病を根絶することは大変難しく、また費用もかかる。 しかし、対策をたてなければあまりにも危険で恐ろしいことになる。 インドネシアによる狂犬病の根絶作業を助けること(少なくともバリ島とフローレス島において)は、オーストラリアにとって大変重要なことである」と話した。 (Source: The Land, 16/05/10 "Rabies on our doorstep")
05月19日2010年 貨物運賃カルテル容疑で日本航空とNZ航空を提訴−豪消費委
  オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)は、ニュージーランド航空と日本航空に対して2002年から2006年の間に不正な航空貨物運賃の操作をした容疑で、連邦裁判所への提訴の手続きを始めた。 
  同委員会は、両航空会社がシンガポール、香港、日本にて他社と共謀し、燃油サーチャージやセキュリティー・チャージを不正に取り決めたか、暗黙の了解をしたと主張している。 そして、両社に対して事実の公表、差し止めによる救済、罰金、裁判費用を求めている。 シドニーの連邦裁判所での指示審問(Directions hearing)が6月10日に開かれることが決まっている。 
  今回と同様の提訴はすでに、シンガポール航空貨物、キャセイ・パシフィック航空、ガルーダ・インドネシア航空、タイ航空インターナショナル、大韓航空、マレーシア航空貨物に対しても行なわれている。 (Source: Aircargo Asia Pacific, 17/05/10 "Air New Zealand, JAL charged with price fixing")
05月19日2010年 シドニー/インチョン間に貨物機の運航を計画−カンタス航空

  オーストラリアの国際航空委員会(IASC:International Air Services Commission)は、カンタス航空が提出している”韓国路線における貨物機の運航回数や輸送量の制限の撤廃”の申請書を検討している。 
  この申請書の中で、同社の政府・国際交渉担当のジェーン・マッケノン氏は、「カンタス航空はアトラス・エアの貨物機B744Fをウエット・リースして、シドニー/インチョン/アンカレッジ/シカゴ間を週一便で運航を開始したい」としている。 カンタス航空はすべての必要な許可が取れ次第、または遅くても6月7日までには運航を開始したいと望んでいる。 
  IASCは現在、他の航空会社に対し、韓国路線における貨物輸送量拡大希望の意志を5月17日まで受付け、関係書類を5月24日までに提出するように求めている。 IASCとしては、もし他の航空会社から貨物輸送量拡大の意志がなければ、カンタス航空による申請書は手続きに沿って検討されることになるとしている。 
  また、カンタス航空貨物は最近、5月8日から同社の韓国での貨物総代理店をHelistar Air Co社にすると発表している。 (Source: Aircargo Asia-Pacific, 13/05/10 "Qantas seeks Korea cargo rights ")

05月19日2010年 豪州のロジスティック企業の買収を計画−トール・ホールディングス
  トール・ホールディングスは、オーストラリアの州間の輸送事業を行なっている非公開企業のConcord Park社を買収する協議に入っていることを発表した。 そして、オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)がこの買収について調査や認可するかどうかの検討を始めている。
  Concord Park社は、パレット1枚の貨物から大型トラック満載の貨物までの各州間の輸送サービス、タクシー・トラックを使った市内の配送、車両のハイヤー・サービス、すべての州都にある施設での倉庫保管やディストリビューションのサービスを行なっている。 
  トール・ホールディングスとしては、Concord Park社を同社のToll Express事業に統合したい意向がある。 ACCCはこの買収について5月20日を締め切りに、一般の人たちや企業からの意見を募集している。 (Source: T&L News, 13/05/10 "Toll to buy Concord Park")
05月19日2010年 経営不振のトラック業者が事業を清算 − 南オーストラリア州
05月19日2010年 シドニー南西部に貨物ターミナルを建設 − 連邦政府来年度予算

  連邦政府の来年度の予算で、シドニー南西部の貨物ターミナルの建設計画に7,100万ドルが振り分けられた。 この貨物施設はMoorebank地区に建設され、シドニー地域に貨物を輸送する鉄道やその他の輸送機関の基地となる。 
  議会の予算演説でウェイン・スワン財務相は、「この貨物ターミナルによって海外からの貨物や国内からの貨物の流れが改善され、シドニーでの貨物取り扱い能力が高くなり、ボタニー港周辺の混雑が緩和される」と話した。 
  連邦政府は、「7,100万ドルの資金は、新しい貨物ターミナルの建設プロジェクト事務所の立ち上げや、建設予定地域に現在ある防衛省の施設の移転費用に使われる。 貨物ターミナルの工事は2013年から始まり、2016年に完成する予定である」としている。 (Source: ABC, 11/05/10 "$71m Budget boost for Sydney freight hub") 

05月12日2010年 6ヶ月間連続でコンテナ取扱量の記録を更新−シドニー・ボタニー港
  3月のシドニーのボタニー港のコンテナ取扱量は高い需要が続き、前年同月より10%以上増えて14万9,000個(teu)となった。 これで6ヶ月間連続で月単位の記録を更新している。 
  輸入コンテナの47%は東アジアからで、東南アジアとヨーロッパからのコンテナも合わせて30%以上となった。 商品別で大きくの伸びたのはテキスタイル・ファブリックの13.8%、化学品の13.1%、非金属製品の12.8%となっている。 (Source: Paul McLeay MP, Minister for Ports and Waterways NSW Government, Media Release, 29/04/10 "Port Botany hits sixth month of record trade")
05月12日2010年 アジア経済の回復で2030年には豪州からのコンテナ輸出が3倍以上に
  2012年からのアジア経済の回復によって、オーストラリアからのコンテナでの輸出が2030年までに今の3倍以上になると予想されている。 
  政府の運輸・地方経済局(BITRE)が発表した海事活動レポートによると、コンテナでの輸出が2007/08年度の150万個(teu)から2029/30年度までには632万個(teu)になると予想され、輸入も110%増えて517万個(teu)になるとしている。 
  そしてこのレポートでは、「この増加はおもに2011年からの東南アジア経済の回復によるもので、中国経済が2014年まで急速に成長し、その後も継続的に成長することが考えられる。 オーストラリア全体で中国と東南アジアへのコンテナ輸出が占める割合は、2007/08年度の47.1%から2017/18年度までには59.6%になる。 またバルク貨物の輸出も2007/08 年度から97%増えて2029/30年度には13.5億トンになり、輸入も46%増えて8,970万トンになる見込みである。 しかし、景気が本格的に回復する前の2010/2011年度の輸入と輸出の成長率は低いかもしれない」としている。 (Source: Bureau of Infrastructure, Transport and Regional Economics, "Australian Maritime Activity to 2029-30") 
05月12日2010年 保税倉庫で商品が盗まれるとその関税は倉庫業者に支払い義務
  クイーンズランド州の法律事務所Cooper Grace Wardは、保管している商品が盗まれたら保管している倉庫業者が関税を支払う義務があると注意を促している。 
  これは同事務所のギリアン・ブリストウ氏が指摘したもので、最近起こった
事件で、Coynes Freight Management Group社が税関法1901の35A(1)項に基づいて$21万6,000ドルの関税の支払いを命ぜられたことを例に出している。 Armik Groupはウォッカを海外から輸入し、その保管を保税倉庫を持つCoynes Freight Management Group 社に委託していた。 しかし、輸入した1週間後、846カートンのウォッカが倉庫から盗まれた。 
  オーストラリアの税関法では、「課税品を所有、保管、管理する者、または委託された者は、税関の監督下にある」とし、35A(1)項では「もし、それらの者が課税品を安全に所有、保管、管理することが出来なければ、その関税に相当する額を政府に支払わなければならない」としている。 それに対して、Coynes Freight Management Group 社は、「関税は商品の所有者が支払うべきであって、我々はこの商品の所有者ではない」と反論している。 
  ブリストウ氏は、「
今回のケースは倉庫業者に警鐘を鳴らしている。 もし、保管している課税の対象となる商品が、倉庫業者の落ち度がなくても盗まれたら、倉庫業者がその商品の関税を支払う義務が生じるかもしれない」としている。 (Source: Cooper Grace Ward, 06/05/10 "Liability of warehouse operators: a sobering story of stolen vodka and customs duty")
05月12日2010年 2月の豪州の国際線の貨物量が前年同月と比べて11.6%増加

  オーストラリア政府インフラ・運輸・地方開発・地方政府省(.Department of Infrastructure, Transport,. Regional Development and Local Government)の最新の統計では、今年2月のオーストラリアに定期的に運航している国際線の航空会社の貨物量が、前年同月より11.6%増えて6万784トンとなったとしている。 
  輸入貨物は22.3%増え、引き続き輸入貨物の回復は続いている。 一方、輸出は0.9%増加した。 (Source: Aircargo Asia-Pacific, 06/05/10 "Aust air freight traffic up in February")

05月05日2010年 洪水で被害を受けた鉄道網の完全復旧は7月−クイーンズランド州
05月05日2010年 トラックへ業者への作業遅れの荷役業者に罰金制を導入−NSW港湾相
  ニューサウスウェールズ州政府は、道路輸送システムを改善しようとする真摯な態度がない、または無能な港湾荷役業者2社に対してついに行動を起し、コンテナ・トラックに対し迅速に、また効率よく対応できない場合には罰金を科すことになった。 
  同州政府のポール・マクレー港湾・航路相は”ボタニー港内改善戦略(PBLIS)”を発表し、「今回の改善によって、毎年この港に出入りする2,000人のトラック運転手に恩恵が出る。 これはもしトラック運転手に対してコンテナの搭載や取り降ろしの作業に延滞が生じたら、荷役業者がこの待ち時間に対してお金を支払うことになる。 ボタニー港周辺でのトラックの混雑による損害は、年間2,000万ドルから3,400万ドルになると推定されている。 今回の改善は、ボタニー港が今後成長していくために重要なことである。 ボタニー港は現在まで6ヶ月間連続でコンテナ取扱量が増えており、第3番目の貨物ターミナルも建設中で、今後も成長していく」と話した。 
  今回の改善までは、トラックが遅れて到着したり、来なかったりすると、トラック業者は荷役業者に罰金を支払わなければならない。 しかし、荷役業者がトラックに迅速に作業をしなかったり、長時間待たせてもそのコストは荷役業者は払わない。 今回のPBLISの導入によって、これらの不公平が是正されるとしている。 罰金の内容は次のとおり。

* 荷役業者はトラック業者に15分遅れる毎につき$25支払う。
* トラック業者が予約している時間を2時間以内にキャンセルすれば、荷役業者はトラック業者に$100支払い、2時間以前であれば$50支払う。 
* トラック業者は荷役業者に予約している時間に遅れれば$50、来なかったら$100支払う。

(Source: T&L News, 29/04/10 "NSW Government to penalise stevedores")
05月05日2010年 オーストラリア・ポストとの貨物合弁事業を見直す?−カンタス航空
  カンタス航空は、オーストラリア・ポストとのジョイントベンチャーで業績低迷が続いている貨物企業の株式の売却を検討しているとされている。 
  この株式の売却のニュースには、パーセルやエクスプレス配送業界が関心を寄せている。 カンタス航空とオーストラリア・ポストの合弁会社のスター・トラック・エクスプレス社とオーストラリアン・エア・エクスプレス社は期待していたほどの高い成長が出来ていなかった。 そして、最近の世界的な経済低迷による貨物需要の減少は、さらにそれらの企業の業績に追い討ちをかけた。 
  マッコーリ・エクイティーズ社のアナリストは、「カンタス航空のバランスシートの中で2億8,800万ドルの資産を占めるそれらの企業の業績不安によって、保有する株式をオーストラリア・ポストに売却することになるかもしれない。 カンタス航空の幹部は2ヶ月前に、政府が保有するオーストラリア・ポストとの合弁企業のオーナーシップの見直しを検討していることを明らかにしている」と話した。 
  一方、カンタス航空側は、「定期的にこのパートナーシップについてはチェックしているが、これは通常の監視的なもので、引き続きそれらの合弁企業に焦点を当てる」としている。 
  アナリストたぢは、「もしカンタス航空が保有する株式を売却するのであれば、オーストラリア・ポストが買収することになる。 カンタス航空のアラン・ジョイス社長は、航空会社としての旅客と貨物ビジネスにより重点を置くこと望んでおり、ジョイントベンチャーの解消は現実味を帯びてくる」と話した。 
  スター・トラック・エクスプレス社の昨年の純利益は貨物量が減少したことで、前年度より29%減って1、860万ドルとなり、オーストラリアン・エア・エクスプレス社は前年度と同じ横ばいとなっている。 (Source: The Age, 28/04/10 "Qantas may unload freight units")